October 30, 2005
NANA at 池袋HUMAXシネマズ4
原作に映画に主題歌に挿入歌に全てが大ヒットしている「NANA」を先日見てきました。
ちなみにレイトショーで1200円。
今更ですが、映画はなるべく安く見るのがコツですね。
もう公開されてから日数経ってる上にレイトショーなのに、結構人がいました。
やはり大人気なのか〜。
原作付きのものって、原作を読んだか読んでないかで評価が分かれる可能性があると思うんですが、どうでしょう?
ちなみに私はそういう時はなるべく読まないようにして、見た後読みます。
いや、わざわざ読んだあとから見ることも多いかも・・・
・・その時々ですね。
とにかく、今回はもともと原作を読んでました(そこまで熱狂的ではない)。
原作を知っていると、やっぱり原作と比べちゃうんですよね。
なるべくまっさらな気持ちで見るように心がけていたんですが、やっぱり登場人物のイメージが違うとか、もっと演出がこう!とか思ってしまいました。
全体として原作のダイジェスト版のようになっています。
原作では脇役のエピソードまで細かく描かれていますが、2時間に収めるためNANAsを中心に物語が展開していくようになっています。
原作を知っている私にはついていけたのですが、知らなくても大丈夫だったのかな?
こうすると、最後にドン!と山場がくるのではなく、小山がいくつか来る感じになりますね。
2人それぞれの恋の話が山場。
どちらも泣けます。
特に奈々のシーンは今思い出しても胸が痛いほど。
ただ、やっぱり原作のほうが痛かった・・。
あとは注目のライブシーン。
歌を聴ける場面は3箇所あるんですが、どのシーンでも鳥肌が立ってしまいました。
もうラジオや有線でもバンバン流れているので「これか〜」と思ってしまったのですが、いやー、どっちも買いたくなってしまうほど。
特にレイラの歌う挿入歌はいいですね。
まさに歌姫という歌唱力。
これのためにデビューを待っていたんだと思わせるほどの大型新人です。
役者としては全体的に演技派な役者さんがいなかったのですが、みんなよくがんばっていたなという印象です。
中島美嘉は初め違和感あったんですが、すぐに慣れてナナになってました。
宮崎あおいの奈々は原作とは違ったかわいさで笑顔が印象的です。
どちらも合格点。
また、スタッフもこだわりを持っていたそうで、二人の部屋や小物なども原作のイメージを壊さずに出てきました。
こういうのって、ファンとしては嬉しいですよね。
やっぱり1ファンの目線で見てしまったNANA。
もっとストーリーに感情移入したかったかも。
でもでも、続編が楽しみです。
以下ネタバレ。
レン役の松田龍平は太い・・・。
別にそこまで太っているわけではないですが、レンは細身です。
さらに、渋くしようと思ったのか、ボソボソセリフを言うだけになってました。
もっと演技を・・・こう・・。役者だろ。
そしてシンちゃん。
これは選んだ人が悪いのかもしれないんですが、大きくてかわいくなかった〜。
次回作はどうなってるんだろう〜?
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この記事へのコメント
ごくろうさまです。
了解しました!
お返事ほんとに遅くてすいません。
確かに漫画のアニメ化では声が重要ですね。
以前ちょっと声優にはまりかけていた時期には、アニメ化の際どの声優になるのか友達と予想してたこともありました。
恥ずかしい思い出だな〜。
映画化の際には、漫画に描かれているコンテを全てを実写化しなければならないので、返って難しいような気がします。
それだけファンも思い入れ深いだろうし。
どこで妥協するかが映画化成功の鍵なんだろうなー。
>もき
原作を知らないうちの母は号泣しっぱなしだったそうだよ。
やっぱり原作知っちゃうと比べちゃうから、そこまでストーリーに入り込めないのかもしれないな。
ではでは、13日に!
これは私も気になっていたのです。
と言うのもつい最近、コミックのNANAを全巻読破した所なのだ。
で、周りの人間も数人見に行ったようで、気になって感想を聞いているのですが、
皆が皆、口を合わせて「歌は良かった」と言っております。
「歌は」の「は」の意味を推して知るべし。
やはり邦画界に過度の期待は禁物のようだ・・・
私もDVD化待ちに一票です。
と言う訳で、今度詳しく感想聞かせてね。
11/13(日)にでも・・・。
映画館へは多分行きませんが、DVDは借りようと思っています。
映画で原作、特に小説を読んじゃうと自分のイメージの方が広がっていた時、映画見てがっかりするんですよね。まあ小説よみながらイメージってのは全体の整合性をとる必要がないから、映像化するより広がりがちです。
漫画が原作の場合は、事前に詳細な絵コンテがある訳ですから、イメージが違うってことは少ない様です。あえて言えば「声」ですかね。気になるの。漫画呼んでても声は読んでる人の想像になるので、映画化、アニメ化されるとがっかりする事があります。