January 14, 2006
Shoes On! 7 at 博品館劇場
毎年この時期恒例となったタップショー「Shoes On! 7 」を見てきました。
このショーは98年からもう8年間も続いて、私は1回目(トライアル公演 at 俳優座)から見ています
出演者は川平慈英、本間憲一、藤浦功一、平澤智、玉野和紀、北村岳子、岡千絵、畠山眞葵。
男性陣はほぼ固定。女性陣は毎回変わることが多かったかな。
私が大好きな俳優さんたちが揃っているので、ほんと隅から隅まで楽しめるショーです。
このショーの一番の魅力はチームワーク。
出演者全員の仲の良さが舞台全体に出ていて、めっちゃめちゃ楽しそうにタップを踏みます。
ミュージカルの醍醐味って、この楽しさを観客に伝染させることにあるんだなーってしみじみ思わせてくれる、ほんとハッピーな舞台です。
そんなShoes On!も今年でファイナル。
8年間の歴史に幕を閉じます。
演出の福田陽一郎もパンフで語っていたように「続けることの難しさ」というものがあるのかもしれません。
演出構成のマンネリや、出演者の年(みんな40代ぐらいだし・・)。
惜しまれるうちに終わりにするのが最善の手段なんだろうけど、やっぱり寂しいですね。
毎年、年の初めに行われていたこのミュージカルショー。
一年分の元気をいつももらっていました。
来年からはどうやって過ごせばいいんだろう・・。
そんなにまで楽しみにしていた舞台です。
またこのメンバーが再結成することを祈りながら。
8年間ありがとう〜〜!!
印象に残ったシーンを少し。
まずは定番となったウォーリーとポーリー。
ジェイと平澤智のコントのようなナンバーです。
いやー、いつもは平澤智がうざいジェイを叱り付けるのに、今日は立場が逆。
ジェイに「段取りとぜんぜん違う」とまで言われるほど、平澤智がはっちゃけてました。
二人ともほとんど素になってましたね(笑)
そして玉野さんの即興タップ。
お題は「安土桃山時代に信州で玉野がすべてのバンドを演奏し、指揮者になって終わる」(笑)。
和風なピアノの即興演奏に合わせて、能のようなタップから始まり、馬に乗ったり、そばを食べたりしながらギターやピアノを演奏する振り付け。見事指揮者になって終わりました。
改めて玉野さんすげー!って思った瞬間。
拍手もこの日一番の大きさだったんじゃないでしょうか?
ピアノの荻野さんもすばらしかったですね〜。
そして欠かせないのがパペット。
今回はゴッドの藤浦功一に死人4名。
明らかに始めっからジェイ狙いの罰ゲーム(笑)。
ジェイもノリノリでおもしろかったなー。
最後はクイーンのChampionでシメ!
ほんっとバカバカしいナンバーだ!
これが見られなくなるのかと思うとすごい寂しいですね。
今回はコミカルなナンバーが多かったかな。
私としては趣向を凝らしたナンバーよりも、スタンダードにかっこよく歌って踊るナンバーが好きなので、ちょっと物足りなかったかも。
でも、最後のメドレーそしてラスト、カーテンコールとテンションもあがり絶好調に!
この楽しそうな苦しそうな「ワンモアタイム!」が見られなくなるんですね。
ちょっとうるうるしながら見てしまいました。
8年間見続けたこの舞台。
一番印象に残っているのは、やっぱり初演の俳優座。
当時、タップ中心のダンスショーって見たことがなかったので、「何だこれ〜!!」って衝撃を受けたのを覚えています。
今でもオープニングにタップシューズが天井から吊り下がっているのがありありと思い出されます。
またいつか、その場面が見られるといいな。
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この記事へのコメント
お越しいただきありがとうございます!
そうですね!
どの俳優さんも売れっ子だから、絶対どこかで見かけますね。
まずはダウンタウンフォーリーズで玉野&岳ちゃんコンビを観なくては!
コチラからも貼らせてもらいました。
ファイナルなのはやはり残念ですが、どこかでまた見れるでしょうから今後に期待ですね。