May 07, 2006
まとまったお金の唄 at 本多劇場
大人計画の芝居です。
出演は荒川良々、阿部サダヲ、市川美和子、平岩紙、宮藤官九郎、伊勢志摩、村杉蝉之介、近藤公園、松尾スズキ、他
大人の本公演(ウーマンリブは除く)としては実に2年ぶり?
私のとっては「イケニエの人」以来となります。
いやー、松尾ワールドでしたね。
中身がありそうで、なさそうな。
ストーリーがありそうで、なさそうな。
考えてみろ!って言ってそうで、別にいいよって言ってそうな。
ストーリーや流れよりも、今やブラウン管でも有名になった役者さんたちの個人のギャグで笑わせるような感じ。
いや、それはそれで面白いんだけど。
もうちょっと、ストーリー重視で見たい私としてはちょっと物足りないような。
大阪万博時代を生きる蒼木家の人々。
借金取りが来たり、革命運動してたり、チンチン切り魔が現れたり、ウンコ投げたり、相変わらず(?)です。
紙ちゃんかわいいな〜とか、阿部サダやクドカンや良々はうまいな〜とか、松尾スズキは相変わらずおいしいところで出てくるな〜とか・・。
うーん、題名変わって、セリフも変わってるけど、内容が毎回一緒な気がしてきた。
っていうのはひどすぎるか。
きっと大人計画って、好き嫌いが分かれる劇団です。
で、私には良さが分かりません・・。
ふくすけ
というか、今まであんまりすげえ!って思った作品がなかったような・・。
あれ?
ちょっとここで今まで見た松尾作品を整理してみる。
ふくすけ
悪霊〜下女の恋〜
キレイ
エロスの果て
春子ブックセンター
熊沢パンキース
轟天VS港カヲル
イケニエの人
七人の恋人
しまった、クドカンの作品が混じってしまった・・。
やり直し。
ふくすけ
悪霊〜下女の恋〜
キレイ
エロスの果て
イケニエの人
よく見てみるとあんまり見てないなぁ。
業音とか、ドライブインカルフォルニアとか代表作品を逃しているのは痛い。
うーん、これだけではなんとも言えないけど、やっぱり私には合ってない。
けど、見に行ってしまうんだよな〜。