February 05, 2010

LEMONLIVE vol.6 「パパは犯罪者!?」(駅前劇場 )5

大好きなキャラメルの菅野さんと、ナイロンのみのすけが出てるから観に行こうって、役者目当てだけで行ってきたんですが、ごめんなさい!!!!!
はっきりいってなめてました。
まさかこのクラスの小さな劇場で、こんなハイクオリティの面白い演劇が見られるとは!!
この値段で、役者を間近で見られて、これだけ笑えてちょっとほっこりして。
いい物見たわー!掘り出し物です!

舞台は監獄。
ここに4人の囚人がいて、脱走を図るところから物語は始まります。
それに1人の囚人が加わり、監視2人も巻き込んでのしっとりコメディ。
張られた伏線が全て回収される見事なストーリーと、誰をとっても見劣りしない実力のある役者陣、そして飽きさせないテンポの良い会話、動きなどを見事に表した演出。
このクラスの箱ってだけで、2時間耐久を覚悟してたんですが作演出、役者が揃うとこんなにも見事な作品に仕上がるんだってことに目からうろこでした。

役者陣では、みのすけがぐいぐいひっぱってました。
やっぱりこの人すごい。
おそらく自分でセリフを加えたのかな?
テンポよいいつものみのすけ節が炸裂。
会場を一気にあっためてました。

それから、浅野雅博。
顔を知らなかったので、誰が主役だろう〜って見ていたのですが、はっきりとそれと分かる活躍ぶり、そして演技が自然で上手い!
みのすけとのやりとりが多かったんですが、なかなかいいコンビでした。

そして山路和弘。
彼も初めて見たのですが、渋い役を怖くかわいく演じていました。
また見たい役者さんです。

お目当てだった菅野さんは…。
まあキャラメルが合うよね。うん。
もうちょっと頑張って〜〜!!!

物販に菅野さんの姿が。
残念なことに162 cmの自分よりも目線が下でした…。

作・演出 斎藤栄作

CAST 浅野雅博(文学座)
     みのすけ(ナイロン100℃)
     菅野良一(演劇集団キャラメルボックス)
     佐野賢一
     今村裕次郎(らくだ工務店)
     我善導(WAHAHA本舗)
     山神友恵(劇団仲間)
     山路和弘(青年座)

日時 2010年1月30日(土)〜2月7日(日)下北沢駅前劇場

料金(全席指定) 4,000円(前売・当日共)

↓ネタバレ



いつものごとく、ストーリーおさらい。

初めのシーンは先生(菅野)、佐野、我の3人と、登場はしないけど道案内の囚人を加えて4人で下手奥にある監獄の小さな窓から脱獄しようとするところから。
しかし、窓の下に道案内の囚人が落ちてしまい脱獄は失敗。

次のシーンでは、みのすけと浅野がギターの練習をしているところ。
慰問会での出し物らしい。
歌についてダメ出しをするみのすけが面白かった〜。
手で音程を表していて、その通りにやれって言ってたのに、ギター弾かずに手を動かしちゃった今村に「何勝手に振付けてるんだよ!」ってw
なんかね、今までどおりのみのすけでした。
そこでもう1人の看守(今村)登場。
そして、残りの3人の囚人登場。
やたら仲の良い囚人と看守。
佐野に奥さんと子供から電話がかかってくるが、どうやら子供が新しいお父さんからおもちゃをもらったと…w
電話を切り終わった後の、今村の「彼女も女だ」の言葉が良かったw

それから、みのすけの奥さんらしき人登場。
彼女はここの医師らしい。お腹大きくて、臨月の妊婦さん。
慰問会でやるはずだった紙芝居をコーヒーをこぼしてだめにしてしまったと白状するみのすけ。
「もうおっぱい触らせないから!」って去る彼女w
それまで、歌をやるんだって頑なだったみのすけが一転「紙芝居やろう!」って彼女を追いかけるのが秀逸でした。
わざわざ戻ってきて「触ってないから、おっぱい!」って言うのもよしw

それから“左の唐獅子”と言われる男を追っているという男が入所してくる。
明らかにいかつい顔で、怖そう…。
4人の中で親分?肌っぽい佐野と対決するが、明らかにこの新人の方が上。
佐野「俺は左の唐獅子だぞー!」って嘯くも、すぐに服を引っぺがされて、きれいな上半身が露出。
「左の唐獅子っていうのはな、左腕に唐獅子があることからついた通り名なんだよ。」
そして佐野を組み敷く。
そこへ、みのすけが戻ってきて新人の頭を棒で叩く。
「懲罰房行きだ!」
強く打ちすぎたみたいで、医師の彼女がやってくるが、新人は彼女にガンガン近づいていく。
「…お父さん!?」
「えぇええ!!!!!」
っていうことは、パパは犯罪者?!は彼のことだったのかー。

暗転後、気まずい雰囲気で座ってる3人。
みのすけとパパ。間に浅野さん。
他の3人はなぜか懲罰房に入れられたらしいw
気まずい雰囲気に耐えられず「僕を懲罰房に入れて!」っていう浅野さんが面白かった。
彼女との馴れ初め(柔道大会で手当てしてもらった)を話すみのすけ。
「日下部りか、か…。ゴロがいい。」とにやりと笑うパパ。
しかし、結婚はしていなくて苗字は変わってないらしい。
どうしてだ?!!ってパパが詰め寄ったところで、他3人の囚人登場。
どうやら釈放されたらしい。そりゃそうだw
結婚してない理由を話したくないみのすけが、パパを懲罰房へ!

その後、務所の壁に牡丹の画を書く先生こと菅野さん。
彼は贋作師で、脱走計画の主催者。
が、画を描こうとしたのが今村に見つかり、絵の具を没収されてしまう。
その前に浅野さんが、何本か絵の具を取っておいてくれてたやつのみ残る。

パパは帰ってきた時血まみれで、今村にボッコボコにやられてました。
今村に水を頼む浅野さん。なぜか今村に紙切れを渡される。
それをパパが目ざとく見つけ、「金…、金をゆすられてるのか?」と。
「私は在日のあれですから…。」
彼に近づいて話を始める浅野さん。
「どうして唐獅子を追うのか?」
「彼は在日なんだ。あの国はよい。理想だ。この国を救えるのは彼しかいない。」
「好きな数字は何ですか?」
と言い、黒板に数字をいくつか書く浅野さん。
そこから数字を選ぶパパ。
「どうしてこの中から選んだんですか?数字は他にもいっぱいあるのに。」
「そりゃおめー、そんな風に提示されたらそこから選ぶだろ。」
「理想もこれと同じですよ。」
って感じの会話がされて、浅野さんも在日ってことからピン!ときたパパ。
浅野さんを引っぺがすも、やっぱり刺青なし(私も期待してた!けど、残念。)。

それから、紙芝居をやっぱり描き始めるみのすけ。
先生が手伝いましょうか?と言い、二人が話を始める。
(このシーン静かだったのもあり、菅野さんが力量不足なのもあり、結構厳しかった。)
「どうして唐獅子には牡丹なのか?竜には雲、虎には竹。なぜ?」
「それは、そこが彼にとって安住の地だからです。」
「獅子に牡丹はさすがに…」
「それについては説明が必要ですね。獅子の敵は蚤です。
 牡丹についた夜露が蚤を払ってくれるんですよ。」
へぇえー。

そしてとある夜。ついに脱走をする日が。
看守今村を気絶させて、窓に向かう4人(浅野さんは参加せず)。
しかし、窓と壁wが壊れて万事休す。
そこへみのすけがやってくるが、パパに捕まる。
「なんで?なんで結婚しないんだ!」
「俺、日本人になりすましてるけど、在日なんですよ。」
暗転。

木枠で直されてる窓w
電話がかかってきて、みのすけの彼女が陣痛が始まったらしい。
バンザーイと喜ぶ囚人たち。
やっとパパも「りかをよろしく頼む」と、みのすけに頭を下げる。
「はい!」

浅野さんと話すパパ。
「理想はあんなところ(黒板)にはない、ここ(胸を叩く)にある。
 唐獅子はもう追わない。」

そこで今村が浅野さんを房の外へ。
「あれ?なんで?」となるみんな。えぇ、私もあれ?って思いました。
そしたら、看守服に着替え始める浅野さん。
そこには唐獅子の刺青が!
「先生、絵の具役に立ちましたよ」って肌色の絵の具を渡す。
「それから、「金」の字は金曜日に決行ってことです。」
だーまーさーれーたー状態の囚人と、観客w
「脱走に必要なのはここ(胸を叩く)じゃありません、(あれ?どこだっけ?頭?)」

そして悠々と脱獄していく浅野さん。



いやー、あまりにも面白くってストーリーを詳細に書こうとしたらこんなことに…w
浅野さんにはすっかりだまされました。
一回刺青ないところ見せてたからねー。
今村との絡みも確かに、小さい紙切れのやりとりしてて「?」って感じはあったんですが、まさか手引きしてたとは。
ほんっと面白い作品でした!満足!



emy0824 at 23:42│Comments(0)TrackBack(0)演劇 

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